トラブル対処一覧

・エアレス散布機の圧力が上がらない
・ホースを長持ちさせるには

エアレス散布機の圧力が上がらない

Q.作業後しばらく経った後に使用を再開したら圧力が上がらない。
Q.久し振りに使用しようとしたら圧力が上がらない。
Q.作業中、圧力が上がらなくなった。

A.吸入弁に石灰が詰まっている可能性が高いです。
 サクションホースを外し、水を通してください。

詳しい対処法

◆用意するもの

①大型スパナ(エアレス散布機付属品)
②ペットボトル(水が注げる容器)
③ドライバー(柄が細めのもの)
④ピンセット

◆対処手順                                     

①大型スパナでサクションホースを外す

②内部のピストンをドライバーの柄で押し込む。内部に大きな石灰の欠片があれば、ピンセットで取り出す

③吸入弁を水で満たす

④エア抜きを行い、水を吸い込み始めたら、水を追加し続け、1分ほど水を吸い込ませ続ける

⑤吸入弁に手を当てて、吸い込まれる感覚があれば対処完了

◆動画

※映像は弊社の製品ではないですが、同じ型式の物のためこちらをご参照ください。
その他のトラブル、修理見積り希望などあれば、お気軽にお問い合わせください

エアレス散布機のホースを長持ちさせる方法

エアレス散布機のホースは頑丈ですが、振動等でホースが擦れて中の鉄心が露出することがあります。これが破損すると修理ができなくなり、新しく買い替えることになってしまいます。
ホースの破損を予防する方法を、2つご紹介いたします。

◇破損しそうな箇所を保護・補修する

ホース被膜が剥がれた状態で使用し続けるとやがてホース自体が破れてしまいます
被膜保護で、ホース破れを予防しましょう

用意するもの

◆内径10mm程度の市販のビニールホース
◆ビニルテープ
◆ハサミ

手順

ホースの被膜が剥がれている箇所を確認

ビニルホースを必要な長さだけ切り出す
(5~10cm程度)

ビニルホースを割って、エアレスホースに被せる
補修部分の前後も余分に被せるようにしてください

写真のように補修箇所前後にしっかりとビニルテープを巻き付けて、補修完了

定期的なチェックとメンテナンスでエアレスホースは長く使えます

◇振動を抑制するパーツを取り付ける

バイブレスホース

振動を抑制するホースです。取付けるだけでエアレスホースの擦れや負荷を軽減します。
取り付け方は、下写真のようにエアレス本体に取付けるだけなので簡単です。